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健康コラム

冬型の気圧配置がゆるむとき…強い冷え込みに要注意

12月に入り、冬型の気圧配置がたびたび現れるようになりました。
その都度、広島県にも寒気が流れ込んで、冬らしい寒さになっています。
ただ、冬型の気圧配置の間は寒さ対策をしていても、冬型の気圧配置がゆるむと聞くと、安心する方も多いのではないでしょうか。
ところが、冬型の気圧配置の時より、むしろ冬型の気圧配置がゆるむ時の方が、強く冷え込むことが多くなるため、油断はできません。
イメージとしては、冬型の気圧配置まっただ中の方が寒そうです。しかし夜間の冷え込みに関しては、冬型がゆるむ時やゆるみ始める時にこそ、より注意が必要なのです。

実際に冬型の気圧配置になった時と、冬型がゆるんだ時の最低気温を比べてみましょう。
こちらは、去年12月16日冬型の気圧配置になった時の天気図です。
この日、「広島」の朝の最低気温は7度8分で、日中は風が強く気温が低かったものの、朝の冷え込みはさほど強くありませんでした。



一方、こちらはその二日後、18日の天気図です。
等圧線の間隔が広がり、冬型の気圧配置がゆるんでいます。
この日の広島の朝の最低気温は2度ちょうどで、16日の朝より5度も低くなりました。



この理由は、冬型の気圧配置がゆるんで晴れてくると、地表面の熱が上空に逃げて気温が下がる「放射冷却」の効果が加わって、夜間の冷え込みが強まるためです。
天気予報で「あすは冬型の気圧配置がゆるむ」と聞いた日の夜は、部屋を暖かくするなどして、身体を冷やさないようにしましょう。また、翌日の朝はかなり寒くなりますので、
防寒対策を万全にしてお出かけください。ただ、そのような日は、日中寒さがゆるみますので、着脱しやすいコートや上着などで防寒をすると便利です。


著者紹介

日本気象協会中国支店 北井 菊恵
気象予報士・健康気象アドバイザー

趣味 国内旅行・秘湯めぐり・映画鑑賞
特技 よく食べ、よく飲み、よく眠る
天気の仕事に携わって以来、風邪を引きにくくなりました。あらかじめ天気や気温の変化を知ることは健康を守ることにもつながります。天気を生活の中に生かすコツをお知らせします。

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