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健康コラム

行楽シーズンと花粉対策

お花見シーズンの花粉対策

今年も、待ちに待った桜の季節がやってきました。この冬は暖冬だったとはいえ、広島市中区では統計開始以来3番目となる記録的な大雪(1月15日の最深積雪19センチ)に見舞われたため、例年以上に桜を待ち焦がれる気持ちが強いのかもしれません。毎年、桜が開花するころになると新芽が一斉に芽吹き始め、周辺の山々は次第に表情が豊かになってきます。数多くの植物が、競うように花を咲かせるようになるのも、ちょうどこの時季です
花粉症の方を悩ませている花粉の種類も、ソメイヨシノが開花するころになると大きな変化が見られます。



このグラフは、広島市中区におけるスギ花粉とヒノキ科花粉の平均的な飛散の推移です。例年、スギ花粉は2月上旬から中旬にかけて飛散が始まり、3月上旬から中旬にかけて飛散のピークを迎えます。しかし、3月下旬になるとスギ花粉の飛散数は次第に少なくなり、替わってヒノキ科の花粉が本格的に飛び出すようになります。

ここで注目していただきたいのは、ソメイヨシノが満開を迎えるころに、ヒノキ科の花粉の飛散も大きなピークを迎えるということです。
広島市中区では、例年スギ花粉よりもヒノキ科花粉の方が量は少ないのですが、ヒノキ科の花粉の方が少量でも強い症状が出るという報告もあります。これからの時季は、お花見などで行楽地にお出かけの機会が多くなると思いますが、特に、ヒノキ科の花粉にアレルギーのある方は、花粉をからだの中に取り込まないよう、家に入る前にはしっかりと花粉を払うようにしましょう。家に帰ってからは早めにお風呂に入り、花粉を洗い流すことも大事なことです。


ヒノキ


大型連休のころの花粉対策

花粉症の代表的なものとしてはスギ花粉とヒノキ科花粉がありますが、そのほかにも多くの花粉症の原因となる植物があります。環境省の「保険指導マニュアル2014年1月改訂版」によると、リンゴ、ナシ、ブドウなど果物の花粉も数多く含まれていることが分かります。

例年、大型連休のころになるとスギとヒノキ科花粉の飛散は次第に終息し、替わって、カモガヤ、スズメノカタビラ、アシなど、イネ科の花粉が飛び始めます。スギやヒノキのような樹木とは違って草ですから、あまり広範囲に花粉を飛ばすようなことはありません。しかし、気候が良くなるとともに、私たちは野や山へと出かける機会が多くなる時季です。できるだけ花粉を吸わないために、河川敷や堤防、道端、家の周りにある空き地には立ち入らないようにすることが最も大事なことです。


カモガヤ(イネ科)


著者紹介

日本気象協会中国支店  筒井幸雄

関西での生活が長いのですが、38年ぶりに広島の地に戻ってきました。
その年に、カープの25年ぶりのリーグ優勝に出会うことができるとは、なんという幸せ者でしょう。
関西にいるころから一度マツダスタジアムに行ってみたいと思っていましたが、来年こそはその夢をかなえることができそうです。
10月からは、中国支店でラジオでの気象解説や気象予測を担当しています。
これからは、広島の皆様に分かりやすい気象解説をお伝えして多少でもご恩返しができればと思っています。

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