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健康コラム

くも膜下出血から奇跡の生還を果たし、リハビリを続けながら執筆活動を行うコラムニスト・神足裕司が日常をつづっていきます。

今年1年を振り返って


広島カープと日本ハムファイターズの日本シリーズ

今年のプロ野球は燃えに燃えた。
マエケンが抜けてどうなることかと思ったが、カープは6月には首位に立つと混戦を抜け出した。それでも安心はできなかった。なんせ1991年以来優勝していないのだ。「またすぐ勝つじゃろう」そう思ってから、25年は長かった。8月に少しゲーム差を詰められると、また逆転されるのでは、とヒヤヒヤした。なにせ、お隣のパ・リーグでは、日本ハムが一時11.5ゲーム差あったソフトバンクに追い付き、追い越そうとしていた。カープはその勢いのまま、9月10日に念願の優勝を確定させた。日本ハムも9月末にはリーグ優勝を決めた。
似たようなところがある2チームだ。選手を取る側というよりは、取られる側。安い契約金で来てくれる選手を育てる。育った頃には去っていく選手も少なくない。
だからベテランと言うよりか若い選手が出てきて、活躍する。
日本シリーズはどちらかが勝てば、どちらかが負ける。この組み合わせの戦いの確率はどんなもんなんだろう。
結果は、御存じの通りだが、あの真っ赤なスタジアムに負けないくらい我が家もさらに熱く燃えていた。
一生分の大騒ぎのシーズンだった。

2020年オリンピック問題 

やっと箱ものの場所が決まったようだ。
反対の人は税金の無駄使いという意見が多い。いっそソフトバンクの孫さんがアメリカに投資した5兆円のうちの少しでも、将来の日本のためにオリンピックの協賛をしてもらったらどうだろう。京セラドームに味の素スタジアム、そんな感じに。なんなら「TOKYOソフトバンクオリンピック」でもいいかもしれない。
オリンピックの時に「ソフトバンクTOKYOスタジアムで行なわれるバレーボールの試合は」なんて世界中の放送局で流れちゃうんだからその経済効果ったらないんじゃないかな?新しいオリンピックの形を模索しているんであれば、TOKYOのオリンピックが最初のケースになればいい。TOYOTAもHONDAもMAZDAなど日本の輝かしい企業に営業をかけるのが東京オリンピックはいいと思う。

都知事問題

舛添さんの公用車で別荘に毎週行っていたというスクープから、ついには都知事の座を追いやられた。新しい知事は小池百合子さん。初の女性都知事である。自民党から反対されていたものの、2位を大きく離して当選した。当選してからはオリンピック問題から築地問題まで大きくメスを入れる。新しい風になるか、ただのお騒がせな人になるか。

高齢者の運転免許

我が家も年頃の老人が2人もいる。ふたりとも運転歴60年という兵(つわもの)だ。
茶の間でニュースを見ていると「また高齢者か、肩身が狭くなるなあ」父はそういう。
都会ならいざ知れず地方に行けば行くほど車がないと困るのだろう。そして高齢者も多い。あと5年も経てば自動運転の電気自動車が幅を利かせ高齢者の運転問題も減少するかもしれない。70歳なんてボクだってあっという間にやってくるだろう。他人事ではない。増え続ける高齢者問題は車だけではない。早急に対策が必要だろう。

文春砲

今年は文春砲という週刊文春によるスキャンダルスクープが相次いだ。
文春砲の元祖というのが(本誌文芸春秋だけど)ロッキード事件らしい。
記憶に新しいところでは、ベッキーとゲスの極み乙女の不倫がばれて長期謹慎に。ベッキーはあんなに好感度があったからこその、世間一般の人のバッシングが多かった感じがする。
舛添さんの「別荘に公用車で」のスクープは大きな事件にまでメスが入った(これ実際は新聞赤旗のスクープが最初らしいけど)。宮崎議員が育児休業宣言をしてニュースになりそのあとすぐ不倫がバレたり、公の方の不正をスクープするマスコミの底力を感じる。
ネットワークの怖さは計り知れない。信頼できる身内と思っている人の中でも話す人がいるってことだ。
以前、文春砲で知り合いの人が不倫疑惑であげられてしまったが、発行ちょっと前に一家大騒ぎになった。当たり前だ。不倫というとんでもないことをしているのだから自業自得ではあるけれど家庭は崩壊に向かう。ボクもマスコミの端くれだからわかっているつもり。書いた方も命がけだろうが、書かれた方は一生を潰されることも少なくない。

他にもSMAP解散問題や、熊本大地震。オバマさんの広島訪問。次期大統領にトランプが当選し、PPAPは世界で大人気。オリンピックだってあったのだ。振り返ってみるとこれも今年だったかと思ってしまう。とくに今年、広島はちょっと違った。「広島」というワードが飛び交っていたように思う。さらに来年が今年よりもいい年になるよう祈っている。


著者紹介

神足裕司(こうたり ゆうじ)

1957年8月10日、広島県広島市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代からライター活動を始め、1984年、渡辺和博との共著『金魂巻(キンコンカン)』がベストセラーに。コラムニストとして『恨ミシュラン』(週刊朝日)や『これは事件だ!』(週刊SPA!)などの人気連載を抱えながらテレビ、ラジオ、CM、映画など幅広い分野で活躍。2011年9月、重度くも膜下出血に倒れ、奇跡的に一命をとりとめる。現在、リハビリを続けながら執筆活動を再開。復帰後の著書に『一度、死んでみましたが』(集英社)、『父と息子の大闘病日記』(息子・祐太郎さんとの共著/扶桑社)、『生きていく食事 神足裕司は甘いで目覚めた』(妻・明子さんとの共著/主婦の友社)がある。 朝日新聞月曜朝刊「コータリンは要介護5」連載中。

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