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健康コラム

くも膜下出血から奇跡の生還を果たし、リハビリを続けながら執筆活動を行うコラムニスト・神足裕司が日常をつづっていきます。

パラリンピック

ゴールデンウイークはどう過ごされましたか?広島の方はフラワーフェスティバルに行かれた方も多いと思う。

暖かくなって外にでる機会も多くなる。スポーツをするのにもいい季節だ。最近コマーシャルでもオリンピックのアスリートが出ていることがあるがパラリンピックの選手の活躍している画像も流れる。

昨年8月に、東京オリンピックに出場するひとを発掘する為の「東京都障害者スポーツ選手発掘事業」というものがあった。去年の時点で小学校5年生以上のかた、東京在住、勤務、在学の方。
陸上競技、車椅子フェンシング、テニス、トライアスロンなどなど15競技が募集されていた。
パラリンピック競技がどんなものがあるか知ってもらい体験できること、それがそのイベントの主旨だった。

この募集があったとき障害を持った人だけれど、アスリートと今呼ばれていない、オリンピックに出るなんて夢にも思ってない人がもしかしたら、東京オリンピックの花形になっているかもしれないなあ、そう思った。募集している人も眠っている卵を探すことは真剣だ。

ボクだって青春時代にオリンピックを目指した人間だ。障害者になった今もそれには興味がある。どんなものか、電話で聞いてもらった。「経験が無くてもいいんです、けれどパラリンピックの選手育成が目的ですから・・・・」「・・・」の部分が多くを語っていた。

あたりまえのはなしだ。誰でもいいけど、誰でも良くない。
あのイベントで1人でも素質のある人がみつかってくれたらいいなあと思っている。

例えば、小学5年生のアーチェリー未経験者が素質を見込まれて育成され東京パラリンピックに出場できたなら、他の障害を持った子どもたちの希望となることは間違いない。

オリンピックって言うのはこれからの人の夢や目標となるべきだ。鍛えられて特別の人しか出られないと思っていた世界一を決める祭典でそんなシンデレラみたいなことがあったら、さらに障害を持った子どもがイベントに参加したことで道が開けたら、そう想像するだけでうれしくなる。ぜひその後の話を取材したいと思っている。


著者紹介

神足裕司(こうたり ゆうじ)

1957年8月10日、広島県広島市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代からライター活動を始め、1984年、渡辺和博との共著『金魂巻(キンコンカン)』がベストセラーに。コラムニストとして『恨ミシュラン』(週刊朝日)や『これは事件だ!』(週刊SPA!)などの人気連載を抱えながらテレビ、ラジオ、CM、映画など幅広い分野で活躍。2011年9月、重度くも膜下出血に倒れ、奇跡的に一命をとりとめる。現在、リハビリを続けながら執筆活動を再開。復帰後の著書に『一度、死んでみましたが』(集英社)、『父と息子の大闘病日記』(息子・祐太郎さんとの共著/扶桑社)、『生きていく食事 神足裕司は甘いで目覚めた』(妻・明子さんとの共著/主婦の友社)がある。 朝日新聞月曜朝刊「コータリンは要介護5」連載中。

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