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健康コラム

くも膜下出血から奇跡の生還を果たし、リハビリを続けながら執筆活動を行うコラムニスト・神足裕司が日常をつづっていきます。

エアコン


今日の東京は35度。蒸し暑い。テレビのニュースでは汗を拭き歩いているサラリーマンが映し出されている。梅雨も間もなく明けて本格的な夏が来る。

部屋にはエアコンが26度に設定され外の暑さはよくわからない。けれど、窓の外の庭に目をやれば草木が太陽に揺らめいている。暑そうだなあと一目でわかる。しばらく部屋で寝ていると26度の温度設定の部屋でも寒くなってくる。エアコンを消して欲しい。そう思う。寒くてこのままじゃ駄目だ。エアコンを消してしばらく寝入ってしまった。

2時間ぐらいたっただろうか?妻が外から帰ってきた。「パパ!暑いよ、この部屋!」そう叫んで入ってきた。エアコンのスイッチをピッ!そしてボクをベッドから起こす。「ほら、こんなに汗かいてる!」言われてみれば背中は汗びっしょりである。「暑かったでしょ?」そう言われたが実はそんなに自覚症状は無い。「パパ着替えなきゃ」促されるままに着替え。強制的に水も飲まされる。そんなに喉も渇いてない。

部屋の温度は29度だった。暑いはずの部屋でボクはあまり暑いと感じていなかったようだ。昨年は気が付かないうちに熱中症になりかけて熱が出て点滴のお世話にもなった。そんなに長い時間でなく1時間ちょっとでそうなってしまった。しかもエアコンのついていた部屋の中で。

ご高齢の方もクーラー嫌いなんて言うのをよく聞く。それで熱中症になる。「窓を開けているから大丈夫」そうおっしゃるそうですがそれではだめらしい。もちろん開けないよりはよいのだけど。それと同じで扇風機だけでも熱中症の予防にはあまりならない。

実際年を増すと温度の感覚はにぶくなる。ボクのようにじっとしているとやはりエアコンはちょっとと思う方も多い。しかし、残念ながら最近の日本、特に都市部ではエアコンのお世話になるのが安全だ。特に湿気が悪さをするらしい。エアコンで冷たくなるのが苦手と言うならば除湿機能を使うのがお勧め。わきの下を冷やすのはお勧めの暑さ対策。

コンクリートの道路の照り返しに、エアコンの室外機、ビルのガラス窓の照り返し。様々な現代の産物が温度を上げる。人間が壊した環境をさらに悪化させているようで心苦しいが今はそれでしのいだほうがよさそうだ。そうそう、エアコンもつけっぱなしだと電気代も気になります。室外機は日光に当たらない所に置くか日よけがあるとずいぶん使用電力も変わるらしいのでお試しください。


著者紹介

神足裕司(こうたり ゆうじ)

1957年8月10日、広島県広島市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代からライター活動を始め、1984年、渡辺和博との共著『金魂巻(キンコンカン)』がベストセラーに。コラムニストとして『恨ミシュラン』(週刊朝日)や『これは事件だ!』(週刊SPA!)などの人気連載を抱えながらテレビ、ラジオ、CM、映画など幅広い分野で活躍。2011年9月、重度くも膜下出血に倒れ、奇跡的に一命をとりとめる。現在、リハビリを続けながら執筆活動を再開。復帰後の著書に『一度、死んでみましたが』(集英社)、『父と息子の大闘病日記』(息子・祐太郎さんとの共著/扶桑社)、『生きていく食事 神足裕司は甘いで目覚めた』(妻・明子さんとの共著/主婦の友社)がある。 朝日新聞月曜朝刊「コータリンは要介護5」連載中。

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