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健康コラム

くも膜下出血から奇跡の生還を果たし、リハビリを続けながら執筆活動を行うコラムニスト・神足裕司が日常をつづっていきます。

豪雨災害報告会


広島県東京事務所で開かれた西日本豪雨災害の報告会に出向いた。
呉市の主催で行なわれたものだ。

東京にいると、どんなに心配していても現地とは温度差がある。以前だったら週に一回は広島を訪れていたし、現状をすっとばして取材にも行っただろう。それが今はできない。

いろいろな場面で広島のことを書くことがあるが、このたびは、どう励ましの言葉を贈ろうと思っても薄っぺらに思えて何度も書き直した。現場を見ていない空気に触れていない、それがペンを遠ざけるのだ。少しでも今の広島がわかれば、そう思い出席した。


スマホの画像を説明する浦山さん


講師は呉を拠点に活動している「KUREP」の編集長、浦山寧子さん。普段はおいしいお店などを取材してSNSなどに流している。

豪雨の当日は家の中で家族全員の携帯がけたたましく注意報や警報を知らせるのをソワソワしながら聞いていたという。外から聞こえる防災無線も「ボアンボアン」と何をいっているかもわからなかった。外で何が起こっているかわからず不安の一晩を過ごしたと言っていた。きっと被害に遭われた方たちも同じだったのではないだろうか?外で何が起こっているかもどうしてよいかもわからず不安な状態で過ごしていたにちがいない。


中畑川が決壊し、広範囲で浸水被害。


翌朝の静まりかえった様子が不気味だったと話す。それでもこんなにひどいことになっていることもわからず、いつものように出社してしまった方もたくさんいたらしい。道も遮断されライフラインもなにもかもめちゃくちゃになってしまったことを後から知る。浦山さんは、そのころからSNSなどを駆使して「ここの道は通れる」とか「ここは水が出ている」とか「ここの美容院は頭を無料で洗ってくれる」などなどこまかい情報を流していたという。情報ばかりではなく自ら断水している場所に大型のゴミ箱を使った簡易シャワーの設置を手伝ったり復興の手伝いをしてきた。


山積みにされた物資


そこではこんな非常事態だというのに、四角四面な行政に憤りを感じたという。スコップを必要としてる人がいる。忙しいし高齢だったり車も浸水したり取りに行けない。そんな方に代わりに配ると申し出ても本人のサインがいると山積みになって使用できないでいるスコップも貸してもらえなかったと嘆く。「そんなことばかり。山積みになった寄付のお米も配られることもなく破棄された。けっきょく人手が足りないの」と。


とにかく人手が必要


ボランティアの方にも自衛隊の方にも頭が下がる。ここはどこ?と思うほど自衛隊の方がものすごく大勢きてくださって、すごい勢いで助けてくれている。それでもまだまだ人手が足りない。手付かずの場所がたくさんある。いったいこの先どうなってしまうのだろうか?と考えてしまう。と訴えた。

「なにか寄付できるものはないか?」そう伺ったが「とにかく人手」とのこと。遠くの地にいてもなにかできないかと思っているが無力な自分が本当に情けない。

浦山さんは、避難していたり日常ではない生活を送っている子どもたちのために「夏祭り」を企画したいと話していた。せめてそれにちょっと何かできたらいいなと思っている。

写真提供:KUREP

8/12(日曜日)
炊き出し&ミニミニ子供祭り
@駅前パーラー&野呂山商店

駅前パーラー(川尻駅前)
野呂山商店(野呂山温泉跡地)

17:00より開始
19:30終了予定

駅前パーラー出店(飲食サイド)
⭐️LINK(スムージー2種と冷凍フライケーキ)
⭐️屋台のメキシコ(まぜそば)
⭐️縁(おでん)
⭐️飛燕(冷やしトマトのコンソメジュレ)
⭐️TRIBECA(オーガニック・グラノーラ)
⭐️駅前パーラー(かき氷、ポテト)

野呂山商店(縁日サイド)
⭐️綿菓子(野呂山商店)
⭐️お菓子つかみ取り(野呂山商店)
⭐️ラムネ早飲み大会(ラムネ提供 中元本店)
⭐️けん玉遊び(日進月歩)
⭐️ボールすくい(まりちゃん)
⭐️手持ち花火(てっちゃん、まりちゃん)
⭐️アロマスプレーの配布(エアアロマジャパン)
⭐️子供服、授乳用のポンチョなどの配布(Ruby)
⭐️子供女子用リボン髪留め配布(リリーリボン)

川尻で2度炊き出しをさせて頂いた時に子供達が大変多く来てくれたので、子供達の思い出作りにと、小規模ではありますが祭りをと思い企画しました!
少しだけでも遊びに来て頂ければと思いますので、是非どうぞ


著者紹介

神足裕司(こうたり ゆうじ)

1957年8月10日、広島県広島市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。学生時代からライター活動を始め、1984年、渡辺和博との共著『金魂巻(キンコンカン)』がベストセラーに。コラムニストとして『恨ミシュラン』(週刊朝日)や『これは事件だ!』(週刊SPA!)などの人気連載を抱えながらテレビ、ラジオ、CM、映画など幅広い分野で活躍。2011年9月、重度くも膜下出血に倒れ、奇跡的に一命をとりとめる。現在、リハビリを続けながら執筆活動を再開。復帰後の著書に『一度、死んでみましたが』(集英社)、『父と息子の大闘病日記』(息子・祐太郎さんとの共著/扶桑社)、『生きていく食事 神足裕司は甘いで目覚めた』(妻・明子さんとの共著/主婦の友社)がある。 朝日新聞月曜朝刊「コータリンは要介護5」連載中。

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