RCC 健康医療


健康と天気 < 健康コラム

紅葉シーズン~標高差による気温の変化に注意を~

10月も終わりに近づき、紅葉が気になる季節になりました。天気が良いと山へ紅葉狩りやハイキングに行かれる方も多いでしょう。そこで注意したいのが、気温です。


梅雨明け後の最高気温が30℃以上の連続日数

気温は100m登ると約0.6℃ずつ下がります。たとえば、地上付近で20℃の場合、500m付近では17℃、1000m付近では14℃、2000m付近では8℃まで気温が下がります。広島県内の山をみてみると、一番標高の高い山は恐羅漢山で約1346m、そのほかにも、1200m級の山々があります。これらの山の山頂まで登った場合、地上より7℃~8℃も気温が低くなります。

もう一つ注意したいのが風です。体感温度は風速1mごとに1℃下がると言われています。標高が高くなると風が強まることが予想され、特に山頂付近では風を遮るものがないため、より強い風が吹くことが予想されます。
登っている間は体を動かしているので気温の変化を感じにくいですが、山頂に着いて一息入れていると、強い風に吹かれて思いのほか体が冷えてしまう可能性があります。

広島県も10月下旬になると徐々に標高の高い所から木々が色づき、11月半ばからは沿岸部でも見ごろを迎える所が多くなります。山に登られる際は、天気はもちろん、どれくらい寒くなるかも考えて着ていくものや持っていく衣類を調整するといいでしょう。

日本気象協会中国支店 高田尚美

趣味 ウクレレ演奏・映画鑑賞
特技 家事全般
気象と健康のつながりを紹介し、日々の天気を更に身近に感じてもらえたらと思います。
健康維持に役立つ、天気と健康の情報をお届けします。