文字サイズ
  • 文字サイズ大
  • 文字サイズ小

女性ホルモンと更年期


放送を聞く

放送日

放送:2016年8月3日(水)
ゲスト:女性クリニックラポール 中原恭子先生
パーソナリティ:おだしずえ、井筒智彦

「女性ホルモン」に関する話題を3週にわたってご紹介します。
女性クリニックラポールの中原恭子先生にお話を伺いました。

中原先生、女性ホルモンって、女性らしい体を作る源というイメージですが─?

女性ホルモンの中でも、代表的なものが「エストロゲン」です。
そのエストロゲンが、女性らしい体を作ります。
それだけでなく、骨を丈夫にしたり、血管をしなやかに保ったり、肌や髪の毛をつややかにしたりといろいろな役割を持っています。
エストロゲンは、卵巣から分泌され、初経が始まる思春期ぐらいから増加して
20代、30代にピークを迎えます。
排卵や月経、妊娠にとても重要な役割を果たしてくれますが40代ぐらいから卵巣の働きが衰えてくるとエストロゲンが減ってしまいます。

なるほど。エストロゲンが減るとなにか影響はあるんですか─?

そうですね、個人差はありますが心身にいろいろなトラブルが生じます。
だいたい45歳から55歳ぐらいまでの「更年期」という時期です。
閉経が平均50歳と言われていますのでその前後5年の「10年間」に、多くの女性が不調を抱えていることになります。

具体的には、どういった症状が現れるんですか─?

クリニックで患者さんと話をしていますと「手足が冷たい」「急に汗をかく」「頭痛」「便秘」「不眠」「イライラ」など多種多様の症状を訴えてこられます。
更年期ごろに現れる症状は、100くらいあると言われているので個々の症状が違うということを、まず認識していただきたいです。

そんなにあるんですか?

また、更年期症状だけでなく、病気のリスクも上がるんです。
女性ホルモンの減少は、更年期症状だけでなく病気のリスクとも深い関係があります。

一過性の症状ではなく、将来の病気につながるんですか─?

若いころは「エストロゲン」がコレステロールを調整して動脈硬化を防ぐとか、骨の密度を保つとか、疾病のリスクも抑えてくれています。
そのエストロゲンが減るわけですから自分で自分を守る意識が、女性は更年期を迎えたら必要です。

年齢によって現れる症状ということですから私たち女性にとって、避けては通れないんですね。

ですが、不安に感じることはありません。
40代、50代の女性の方は運動や食事などの生活習慣を見直すことが、まず大事です。
また、近年の研究では、大豆食品に含まれる「大豆イソフラボン」から腸内細菌の働きによって作られる「エクオール」という成分がエストロゲンによく似た働きをしてくれることも分かっています。
そういった成分をサプリメントなどでうまく摂りいれることで更年期に起こりやすい心と体の変化を軽減することができます。
来週は、このエクオールについて、詳しくお話ししたいと思います。


関連タグ:女性ホルモン 婦人科 中原先生 

RCC情報
会社情報 採用情報 個人情報保護への取り組み 著作権とリンク 情報通信セキュリティ方針国民保護業務計画ご意見・ご感想
関連会社
RCC文化センターRCCフロンティア|オレンジシステム広島|中国新聞グループwebJNN系列放送局
PR
RCC中古車展示場MEGARCCリフォームセンター
広島県日韓親善協会
Copyright (C) RCC BROADCASTING CO.,LTD. All rights reserved.