文字サイズ
  • 文字サイズ大
  • 文字サイズ小

ニュース・イベント

風疹流行と自衛策

風疹が猛威を振るっています。妊婦が感染すると、さらに胎児に感染して「先天性風疹症候群(先天性の心臓病、白内障、難聴など)」の赤ちゃんが生まれる可能性があります。また風疹の流行は中絶数を増やすことにもなります。広島県などは感染すると自身や周囲のリスクが高くなる人たちに早急な接種を呼びかけています。


感染者の年代でみると、女性が20歳代、男性は20歳代から40歳代が多く、男性が女性の約3.5倍です。

風疹は発熱、発疹、リンパ節腫脹などの症状が出て重症化はしませんが、妊婦への感染が問題となります。日本での風疹の予防接種は、1977年から中学生女子を対象に始まりましたが、1995年から接種対象が男女で生後12か月~90か月未満(1歳~7歳6か月)に変更されました。経過措置はとられたものの予防接種を受けていない人が多くいます。この背景には、予防接種による死亡や後遺症をめぐる裁判で、国側の敗訴が続いたことがあり、義務であった接種が「個人の判断」に任され、学校での集団接種もなくなって接種率が大きく低下したのです。

2004年の大流行時に厚労省から対策の検討を依頼された専門家グループは、今年のような大流行の危険があることを指摘して、この世代への予防接種を提言しましたが、国は動きませんでした。風疹などの感染症に対するワクチンの接種率が低い日本は、先進国ながら「感染症輸出国」と見られています。

ワクチンは、1988年から1993年まで、風疹、麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)の3種の生ワクチンが混合されたMMRワクチンが接種されましたが、無菌性髄膜炎発生率が高いことから中止になりました。現在では、風疹だけの個別接種と麻疹・風疹混合のMRワクチンの接種(2006年4月から)があります。接種者の急増で、ワクチンの不足が心配されています。

風疹に対する一般の意識を高めるためのユニークな動きが広島でありました。広島市出身の小児科医太田文夫さん(千葉市)は、マツダスタジアムの外野席に赤地に白文字で「MRワクチンを打って風しん完封」「打つなら今! 大人も麻しん風疹ワクチン!」と訴える看板2枚を設置しました(中国新聞4月4日付)。医者仲間などから資金カンパを募って実現したもので、太田さんは麻疹(はしか)が流行した2007年から3年間、旧広島市民球場に同じような看板を設置しています。広島電鉄の「カープ電車」の車内にも同じような広告を出しているそうです。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304040012.html


関連タグ:風疹 予防接種 

RCC情報
会社情報 採用情報 個人情報保護への取り組み 著作権とリンク 情報通信セキュリティ方針国民保護業務計画ご意見・ご感想
関連会社
RCC文化センターRCCフロンティア|オレンジシステム広島|中国新聞グループwebJNN系列放送局
PR
RCC中古車展示場MEGARCCリフォームセンター
広島県日韓親善協会
Copyright (C) RCC BROADCASTING CO.,LTD. All rights reserved.